ヒョー!
2012.05.06 Sunday
妙な風が吹いてきたなーと思っていたら、お隣がガタガタと雨戸を閉めだした。
私はさっきから、後ろ隣の2階の窓から網戸の網を突き破ってバタバタはためくカーテンがものすごく気になっていた。
ほどなくドザーッと雨が降ってきた。
・・・と、ここまでは最近の南国仕様の関東の天気。スコールのようなこの雨に驚くことも少なくなった。
しかし。
驚いたのはこっから。
雨が大粒になってきたなと思ってものの数秒、それはもう雨音ではなく、なにか、絶対、もう、これは固形物の音。
「なんの攻撃だっ!クロエ、データを送れっ!」
「違う違う!ジャック落ち着いて!!」
各部屋にいた家族、一斉に2階リビングの窓に集合して、居並ぶ。
目の前のベランダには昨日買ったばかりのベコニアが・・・さっきまで満開のピンクの花びらも誇らしげだったベコニアが・・・その固形物に叩きのめされ、散って舞う。
「ひょうだぁっ!!」
↑うちのジャック・バウアーが雹を拾ってきた。モロ、氷。
日常回想録(2010年版)
2012.04.14 Saturday
今年の京都旅行のムービーが出来た。
たとえ1泊2日でも(いや日帰りでも)タケがビデオカメラを回すことがここ最近の旅のお約束になった。ときにうっとおしいほどだが、そうまでして撮影してタケはなにをするかというと、旅ムービーを自作するのだ。
タイトルやセリフなどのテキストを入れるのはもちろんのこと、サウンドトラックだの、自作した効果音だのと、そりゃあもう北海道の水曜にあっていた某番組さながらの内容だ。
とくにマニュアルもないソフトを使っているため編集技術は我流、自分で編み出した離れ業がてんこ盛り。
もうオタク以外のなにものでもないじゃないか。
最初はコンパクトデジカメの動画モードで撮っていたのだ。
が、それでは飽き足りず、うちのひとがその熱意を買ってキャノンのハイビジョンハンディカムを購入、格段に向上した画質に後押しされ、調子に乗ってこれまでに制作した旅ムービーは予告編(!)も含め8本。
他に、脚本・演出・ロケまでやって作った中学卒業記念ムービーなどを含めると、自作ムービーは11本になった。
ムービー小僧になった時同じくして、音高受験の準備時期ではあったけれど、そんなオタクな息子を親はおもしろがってスキマで旅行に連れ出した。
バカバカしいことを本気でやっているときほど楽しいことはない。
独自の撮影法やアングルや編集法はそのバカバカしさの中から生まれていったとも言える。
何かに夢中になっているときの吸収力というものはソラオソロシイほどだ。
そうして制作した1本1本は血と汗と涙、というよりは、とにかくなにか表現したくてもする術をもたなかった彼の怒濤のイマジネーションのバクハツと言ってもよかった。
しかし。
どのムービーも映っている出演者の姿があまりにもリアルでバカなので、ここでお見せできないのが残念です。いや、ほんと。
(written by 2010/10/03 22:27)
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※この後も不朽のメーサクが続いたが、なにせプライベートムービー、お見せしたくてもお見せできないのが非常にもどかしい。
島根県松江「おれはなー峠でならしたんだ」
八丈島「ととさまばかならかかさまぱー」
北海道「ぐーちょきぱーでーなにつくろー」
京都「ジェントルマンバッグ」
等々・・・ムービーの中からは数え切れないほどの名言が噴出している。
第18回 アンサンブルトライアウトコンサート
2012.02.28 Tuesday
こんばんはー。
今年もやってきました、国立音高オーケストラ「アンサンブルトライアウトコンサート」の季節です。今年で18回目を迎えます。
18回目の今年もガッツリ演ってくれます。お楽しみに〜〜
入場無料!
さて、今回のチラシ・パンフレット等は
オケ父母会スタッフだけで初めて作成しました。写真担当は私、ひげでございます。
その力の入ったパンフレット。
今まさに寝る間も惜しんでグラフィック担当Nさんと作成中。お互いここ数日はいい年して、完徹中。
しわが!!たるみがっ!!!
もうどうなってもかまわないので、突っ走ってます。
かーちゃんたちも頑張ってます。
お近くの方もそうでない方も・・・ぜひご来場くださりませ。
会場フロントにて心よりお待ちしております。
せたがやジュニアオーケストラ第2回定期演奏会
2011.12.17 Saturday
明日の12/18(日)世田谷区民会館で
【番組名称】
【放送日時】
【放送内容】
【放送局】
【周波数】
ちなみに
せたがやジュニアオーケストラの定期演奏会が開催されます。
(うちのタケもトランペットで出演)
とはいえチケットはほぼ即日完売、当日券もナシ・・・。
しかし!
公演を、FM世田谷にてなんとライブ中継するのです。
詳細はこちら〜↓↓
【番組名称】
「せたがやジュニアオーケストラ第2回定期演奏会」
【放送日時】
平成23年12月18日(日)午後3時〜5時
【放送内容】
・池辺晋一郎:「次の時代のための前奏曲」(せたがやジュニアオーケストラ委嘱作品)
・ビゼー「アルルの女」第2組曲
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」
【放送局】
エフエム世田谷
【周波数】
83.4MHz
【ホームページ】
http://www.fmsetagaya.co.jp(新しいウィンドウがひらきます)
エフエム世田谷は、パソコンやスマートフォンなどインターネットからもお聴きになれます。
設定がなんだかメンドーなかたはとりあえずこのURLから試してみてください。
↓↓↓
http://hls1.bitmedia.ne.jp/fm834hls/
発足2年目のせたがやジュニアオーケストラ。
現在、小学校3年生から高校2年生が在籍する活きのいいオーケストラです。
今年のオーディションは震災直後の大変な中で行われたものでした。
あれから9ヶ月。
曲目はビゼーやベートーヴェンのお馴染みの曲です。
せたオケ音楽監督 池辺晋一郎さんによる「次の時代のための前奏曲」は今回が初演になります。
お楽しみに〜!!
撮りますた!
2011.11.11 Friday
わざわざアラームかけて、待って撮った。↑
久しぶりの更新なのに、こんなんですんません。
ひげ、元気です。
すっかり朝夕肌寒く。
2010.10.20 Wednesday
つい一週間前にはそこかしこにフンフンと金木犀の香りがあったのに、秋の移ろいはあっという間だ。
あっという間にかまけて10月4日はうちの猫の誕生日だったのにすっかり忘れていた。4才になりました。
・・・まだ4才なのか。
もうずいぶん長いこと一緒にいるような気がして。
この子は少々手間がかかるぶん、過ごす時間が濃く感じてしまうのだな、きっと。おかげで、鳴き方一つで何の要求(または苦情)なのかよくわかるようになった。
・・・今のこのにゃあは「お〜い腹へりましたけど」などと言っておるのだ。ハイハイ。ごはんをあげましょかね。
(戻ってきた)
他におもしろいところで、ドアから入ってくる猫に「あら、みゅうちゃん。」と言う。
すると「んぐるっ」と小さく喉を鳴らして返事をする。律儀なところもあるのだった。
夏から煩っている尿路結石もずいぶん治ってきたのか、へんな場所でオシッコをすることもなくなり、猫も私も落ち着いてきた。あの夏の猛暑では飲んでる水も足りなかったようだ。猫にも大変な今年の夏だった。
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。その4
2010.09.28 Tuesday
屋久島に行ったとき、初めて行った白谷雲水峡が妙に懐かしさを含んだイメージとして残って、それはなんなのかと思っていたら、熊本帰ってわかった。
子供の頃からよく行っていた菊池渓谷のイメージだった。
屋久島に負けず劣らず怒濤の水量を誇る、熊本の水源の一つ。
そのまますくって飲めば、やわらかくて美味しい熊本の水だ。
ゴロゴロした岩の苔むした感じも屋久島を彷彿とさせるじゃないか。
写真は陽が当たってるので苔は苔というより草に近く見える。
世界遺産の苔じゃないから、そこはかなりワイルドなんだけれども、人が踏んづけてないぶん、ビッシリ。とは言え、「自然が極めて優れた状態で残っているため、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区に指定」とある。(※ウィキ参照)
ここが紹介されるときよく撮影される場所というのがあるんだけれども、近年事故があったらしく三角ポールが真ん中に立っていた。警備員さんも配置されている。
その警備員さん、長靴を履いているもののずっと足は水の中。
ここの水温は夏でも低く、素足だったら1分も浸けていられないほど。
いくら長靴とは言え、大変そうだ。
2年ぶりに帰った熊本。
来年には新幹線も開通、やっと真ん中に矢が通ったようでスッキリ。
同時にそこにいい風が吹き抜けていきますように。
いいものがたくさんやってきますように。
姪のゴジと実家ネコ。
この実家ネコは受難なネコで、ゴジが遊びに来ると始終追っかけまわされ挙げ句、
強烈な抱っこ攻撃に、毛はむしれ、一部ハゲとった。
なのに逃げもせず、だから毎度ゴジの標的に・・・
うちのネコだったらシャーシャー言って威嚇対象になるところだー。
寡黙でおっとりさんの実家ネコ。(「あきらめてるだけなんだなー」 談:タケ)
と、自分は近い将来プリキュアになるんだと、毎晩どっぷり夢見るかわいいゴジゴジ。
(「オレもいつかなれるかなー」 談:タケタケ)
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。その3
2010.09.14 Tuesday
8/12〜14。
屋久島と伊豆のダイビングの間にフューチャリングうちのひと、ということで京都に行ってきた。
なんでフューチャリングかというと、それまでの1ヶ月半仕事で缶詰状態だったうちのひと。屋久島どころか近所のヨーカドーにもおちおち行けず、ひたすら仕事と打ち合わせとさいたま芸術劇場を往復しとった。もういいかげん外に出たい。
去年のちょうど同じ頃にタケの受験合格祈願とうちのひとのコンサート成功祈願をしていることもあり、フューチャリング願ほどき、というのもある。
盆地気候の京都は同じ盆地の熊本の気候に似ている。地下水も美味しいし。川を流れる水も清らか。
しかし、盆の頃と言えばこの一年で一番暑いわ、なのに盆休みで人は多いわ。今年の猛暑も手伝って、一歩動くだけでカゲロウが立つ。
修学旅行以来、来た記憶がないといううちのひとが最初に行きたがった「清水寺」。
人のあまりの多さに清水の舞台が重さで崩れるんじゃないかと。向こうにもギーッシリ。
半分以上は外国人だというのに、なんでわざわざこんな高くて人の多い時期を狙うかと思ってたら、あと数日で大文字焼きなんですね。(五山送り火<ござんのおくりび>・毎年8/16)
少しでも人気のなさそうな涼しそうなとこへと行けば行くほど、人は同じ事を考えるもんなのか、確実に人が増える。
嵐山では蚊の猛襲にあいつつ竹林の散策をば。人のいない竹林を撮りたかったが、そんなひとがうじゃうじゃいたもんで、あっさり断念。なんとか家族だけの写真。
さて、嵐山からトロッコ列車に乗って保津川下りに行くことにした。
ん。これは涼しそう。
トロッコ列車は一部分がオープンエアーになっていて風を感じながら景色を楽しめるとあって、とても人気らしい。人気なだけにその席はとっくに埋まっていたので、普通の車両に乗る。
しかし。
今回ばかりはこっちが正解。
意気揚々トロッコ車両に乗っていったはよかったがこの猛暑。しかも途中でスコール並の雨は降るわ、これはヘタにあそこに乗っていようもんならどうなっていたことか。
残り物に福があった、のであった。
↑窓ガラスと福があった皆様
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。その2
2010.09.08 Wednesday
さて、ダイビング繋がりで京都、熊本は後回し。伊豆・赤沢のレポをば。
9/5。屋久島ダイブに続き、東伊豆・赤沢でもタケ、2本の体験ダイブ。
うち1本は私も付き合う。あとの1本は初の別行動。
今回のポイントは、タケの幼少時からの恩師Y先生とご一緒。
ここ赤沢ダイブセンターはY先生御用達のダイブセンター。
Y先生が開いている幼児教室のサマーキャンプでは、ここでたくさんの子ども達がシュノーケリングやら、体験ダイブやらするんです。
タケが参加していた頃はまだここ赤沢ではなくて、もうちょい南に行った小浦というところで、シュノーケリングにカヤックまでやっていました。
パワフルなY先生、日々邁進中です。
朝から電車で行けて日帰りできるとあって、とても気楽なこのセンターのすぐ上には、”赤沢日帰り温泉館”というのもあって、帰りにそこを利用してさっぱり、夕食まで済ませて帰れば、あとは電車で寝ちゃってもよろしい。
私が初めてお邪魔したのが去年。今回で2回目。
知ってるポイント何より先生と一緒、ということもあり、夏休みが終わった直後ではあったけど、タケを再度体験に連れ出したわけです。
南の島の海と関東の海と。どんな違いを感じ取るのかも楽しみ。
↑よーく見たらなんかおるー。
真ん中のオレンジの。昔は違う名前だったけど、今はカエルアンコウって呼ばれてる。
擬態のつもりか微動だにせず、じーーーーーっとしとる。
海の中でちゃちゃーっとカエルアンコウの絵を描いて説明をしてくれる絵心ガイドのO氏。
「手の先が爪みたいに白いです」
と書いてある。
おおっ。白い爪が。ぷぷっ
ガイドさんA「動かないってことは、ばれてない、っておもってるんですかねー」
ガイドさんB「いや、やっぱそうでしょう。絶対的な自信があるんだね。
A「擬態にね」
B「そう。絶対ばれない、って思ってるんだな」
A「自信があるんだね」
B「自信があるんだ」
カエルアンコウの、自信。
↑カエルアンコウその2
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。
2010.09.07 Tuesday
(ものすごく久しぶりのダイブシーン。このブログはそう!ダイビングブログだったのよ!)
↑7/25屋久島で体験ダイブ中の息子タケ15才。
アバアバすることもなく飄々と海の中を堪能した模様。
「どうだった〜?」と聞いても「いや〜、魚がいっぱいで。」くらいのことしか返ってこないがきっとものすごく楽しかったんだろう。2本目に行く前に文字通り”かいただけの氷”というシロモノのぶっかきかき氷を完食。私は腹が冷えて随分残したというのに。
今まさに彼は熱く燃えておるのだ。表にはわからないが青白い炎は燃えさかる火より熱いのである。彼はそういう男だ。
しかしながら半分くらいまではちょっとドキドキで、周りを見る余裕が出たのは後になってから・・・というかんじも想像がつく。
弱音も吐かず、耳抜き、マスククリア、リカバリーもきちんとこなし2本とも最後まで40分ダイビング。
さすがに高校生男子。気力も体力も充分。母である私とはダンチじゃないか。
体験ダイブもせず、意気揚々石垣島にいきなりライセンスを取りに行ったはよかったが、波打ち際のマスククリアですでに大量に弱音を吐き、海中でのマスククリアの最高峰「マスクを取ってはめ直す」で、もう帰りますからとど根性ナシを見せつけた私・・・。
子を持つダイバーだったら必ず企むであろう「息子・娘をダイバーにするぞ計画」は着々と進行中である。
しかし残念だったのは2本目、見ればマスクが真っ白に曇っていたこと。
潜降前の水面で。
タケ「あのー曇りどめ忘れました」
イントラ「あららー じゃあマスク外してツバ、ペッってできる?ここ」
タケ「・・・ぺっ」
イントラ「もっともーっと ベッて」
タケ「・・・ペぺっ」
イントラ「もっともーっと ベベッーって」
タケ「喉がかわいてツバでません」
イントラ「!」
タケ「・・・」
イントラ「じゃあ僕の濃厚なツバで」
タケ「いや、いいです」←ケッペキA型
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