屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。その4
2010.09.28 Tuesday
屋久島に行ったとき、初めて行った白谷雲水峡が妙に懐かしさを含んだイメージとして残って、それはなんなのかと思っていたら、熊本帰ってわかった。
子供の頃からよく行っていた菊池渓谷のイメージだった。
屋久島に負けず劣らず怒濤の水量を誇る、熊本の水源の一つ。
そのまますくって飲めば、やわらかくて美味しい熊本の水だ。
ゴロゴロした岩の苔むした感じも屋久島を彷彿とさせるじゃないか。
写真は陽が当たってるので苔は苔というより草に近く見える。
世界遺産の苔じゃないから、そこはかなりワイルドなんだけれども、人が踏んづけてないぶん、ビッシリ。とは言え、「自然が極めて優れた状態で残っているため、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区に指定」とある。(※ウィキ参照)
ここが紹介されるときよく撮影される場所というのがあるんだけれども、近年事故があったらしく三角ポールが真ん中に立っていた。警備員さんも配置されている。
その警備員さん、長靴を履いているもののずっと足は水の中。
ここの水温は夏でも低く、素足だったら1分も浸けていられないほど。
いくら長靴とは言え、大変そうだ。
2年ぶりに帰った熊本。
来年には新幹線も開通、やっと真ん中に矢が通ったようでスッキリ。
同時にそこにいい風が吹き抜けていきますように。
いいものがたくさんやってきますように。
姪のゴジと実家ネコ。
この実家ネコは受難なネコで、ゴジが遊びに来ると始終追っかけまわされ挙げ句、
強烈な抱っこ攻撃に、毛はむしれ、一部ハゲとった。
なのに逃げもせず、だから毎度ゴジの標的に・・・
うちのネコだったらシャーシャー言って威嚇対象になるところだー。
寡黙でおっとりさんの実家ネコ。(「あきらめてるだけなんだなー」 談:タケ)
と、自分は近い将来プリキュアになるんだと、毎晩どっぷり夢見るかわいいゴジゴジ。
(「オレもいつかなれるかなー」 談:タケタケ)
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。その3
2010.09.14 Tuesday
8/12〜14。
屋久島と伊豆のダイビングの間にフューチャリングうちのひと、ということで京都に行ってきた。
なんでフューチャリングかというと、それまでの1ヶ月半仕事で缶詰状態だったうちのひと。屋久島どころか近所のヨーカドーにもおちおち行けず、ひたすら仕事と打ち合わせとさいたま芸術劇場を往復しとった。もういいかげん外に出たい。
去年のちょうど同じ頃にタケの受験合格祈願とうちのひとのコンサート成功祈願をしていることもあり、フューチャリング願ほどき、というのもある。
盆地気候の京都は同じ盆地の熊本の気候に似ている。地下水も美味しいし。川を流れる水も清らか。
しかし、盆の頃と言えばこの一年で一番暑いわ、なのに盆休みで人は多いわ。今年の猛暑も手伝って、一歩動くだけでカゲロウが立つ。
修学旅行以来、来た記憶がないといううちのひとが最初に行きたがった「清水寺」。
人のあまりの多さに清水の舞台が重さで崩れるんじゃないかと。向こうにもギーッシリ。
半分以上は外国人だというのに、なんでわざわざこんな高くて人の多い時期を狙うかと思ってたら、あと数日で大文字焼きなんですね。(五山送り火<ござんのおくりび>・毎年8/16)
少しでも人気のなさそうな涼しそうなとこへと行けば行くほど、人は同じ事を考えるもんなのか、確実に人が増える。
嵐山では蚊の猛襲にあいつつ竹林の散策をば。人のいない竹林を撮りたかったが、そんなひとがうじゃうじゃいたもんで、あっさり断念。なんとか家族だけの写真。
さて、嵐山からトロッコ列車に乗って保津川下りに行くことにした。
ん。これは涼しそう。
トロッコ列車は一部分がオープンエアーになっていて風を感じながら景色を楽しめるとあって、とても人気らしい。人気なだけにその席はとっくに埋まっていたので、普通の車両に乗る。
しかし。
今回ばかりはこっちが正解。
意気揚々トロッコ車両に乗っていったはよかったがこの猛暑。しかも途中でスコール並の雨は降るわ、これはヘタにあそこに乗っていようもんならどうなっていたことか。
残り物に福があった、のであった。
↑窓ガラスと福があった皆様
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。その2
2010.09.08 Wednesday
さて、ダイビング繋がりで京都、熊本は後回し。伊豆・赤沢のレポをば。
9/5。屋久島ダイブに続き、東伊豆・赤沢でもタケ、2本の体験ダイブ。
うち1本は私も付き合う。あとの1本は初の別行動。
今回のポイントは、タケの幼少時からの恩師Y先生とご一緒。
ここ赤沢ダイブセンターはY先生御用達のダイブセンター。
Y先生が開いている幼児教室のサマーキャンプでは、ここでたくさんの子ども達がシュノーケリングやら、体験ダイブやらするんです。
タケが参加していた頃はまだここ赤沢ではなくて、もうちょい南に行った小浦というところで、シュノーケリングにカヤックまでやっていました。
パワフルなY先生、日々邁進中です。
朝から電車で行けて日帰りできるとあって、とても気楽なこのセンターのすぐ上には、”赤沢日帰り温泉館”というのもあって、帰りにそこを利用してさっぱり、夕食まで済ませて帰れば、あとは電車で寝ちゃってもよろしい。
私が初めてお邪魔したのが去年。今回で2回目。
知ってるポイント何より先生と一緒、ということもあり、夏休みが終わった直後ではあったけど、タケを再度体験に連れ出したわけです。
南の島の海と関東の海と。どんな違いを感じ取るのかも楽しみ。
↑よーく見たらなんかおるー。
真ん中のオレンジの。昔は違う名前だったけど、今はカエルアンコウって呼ばれてる。
擬態のつもりか微動だにせず、じーーーーーっとしとる。
海の中でちゃちゃーっとカエルアンコウの絵を描いて説明をしてくれる絵心ガイドのO氏。
「手の先が爪みたいに白いです」
と書いてある。
おおっ。白い爪が。ぷぷっ
ガイドさんA「動かないってことは、ばれてない、っておもってるんですかねー」
ガイドさんB「いや、やっぱそうでしょう。絶対的な自信があるんだね。
A「擬態にね」
B「そう。絶対ばれない、って思ってるんだな」
A「自信があるんだね」
B「自信があるんだ」
カエルアンコウの、自信。
↑カエルアンコウその2
屋久島〜京都〜熊本〜伊豆と。
2010.09.07 Tuesday
(ものすごく久しぶりのダイブシーン。このブログはそう!ダイビングブログだったのよ!)
↑7/25屋久島で体験ダイブ中の息子タケ15才。
アバアバすることもなく飄々と海の中を堪能した模様。
「どうだった〜?」と聞いても「いや〜、魚がいっぱいで。」くらいのことしか返ってこないがきっとものすごく楽しかったんだろう。2本目に行く前に文字通り”かいただけの氷”というシロモノのぶっかきかき氷を完食。私は腹が冷えて随分残したというのに。
今まさに彼は熱く燃えておるのだ。表にはわからないが青白い炎は燃えさかる火より熱いのである。彼はそういう男だ。
しかしながら半分くらいまではちょっとドキドキで、周りを見る余裕が出たのは後になってから・・・というかんじも想像がつく。
弱音も吐かず、耳抜き、マスククリア、リカバリーもきちんとこなし2本とも最後まで40分ダイビング。
さすがに高校生男子。気力も体力も充分。母である私とはダンチじゃないか。
体験ダイブもせず、意気揚々石垣島にいきなりライセンスを取りに行ったはよかったが、波打ち際のマスククリアですでに大量に弱音を吐き、海中でのマスククリアの最高峰「マスクを取ってはめ直す」で、もう帰りますからとど根性ナシを見せつけた私・・・。
子を持つダイバーだったら必ず企むであろう「息子・娘をダイバーにするぞ計画」は着々と進行中である。
しかし残念だったのは2本目、見ればマスクが真っ白に曇っていたこと。
潜降前の水面で。
タケ「あのー曇りどめ忘れました」
イントラ「あららー じゃあマスク外してツバ、ペッってできる?ここ」
タケ「・・・ぺっ」
イントラ「もっともーっと ベッて」
タケ「・・・ペぺっ」
イントラ「もっともーっと ベベッーって」
タケ「喉がかわいてツバでません」
イントラ「!」
タケ「・・・」
イントラ「じゃあ僕の濃厚なツバで」
タケ「いや、いいです」←ケッペキA型
恒例。今年の夏旅行は「屋久島」。
2010.08.01 Sunday
5年空いた。
5年前ここに行こうと思って、全ての手配を終えあとは飛行機に乗るだけだと思っていたら、やられた。
台風に。それも2つ。
あのハリケーンカトリーナを産んだ台風あたり年の2005年である。
ちょうどダイビングにも脂が乗ってきた頃だったにも関わらず、シーズンの夏から秋にかけて海に行くことがこれほど難しい年もなく、私が南に動けば同時に気圧も動くと言って、嵐女とまで言われた。
当日朝までどうにかならないものかと頑張ってみたが、当のガイドさん(海と山とお願いした)が「来たってね〜何にもできないっすね〜ハハハ」と。
人間頑張ったってどーにもならないことはある。ましてや相手は自然の猛威。
あれから5年。世の中に登山ブームがやって来て、老いも若きも、かっちょいいアウトドアファッションに身を包み、トレッキングを楽しむこの頃になった。
今回屋久島の森でも、わんさかかわいい山ガールを見た。
おまけに山ボーイ(山男じゃないなー)もいた。
山ガールやボーイは、短パンや登山用スカートの下にトレッキング用のパワータイツを履いているので一目瞭然だ。
トレッキングも今やおしゃれなレジャーなのだ。
さて、屋久島に行って載せる写真と言えばきっと縄文杉とか白谷雲水峡・もののけの森とか、いや、撮りましたよもちろん。
縄文杉には今回行かなかったもののもののけの森には(読んでて噛みそうに)行きましたし、海も島の真ん中にデンと構えるモッチョム岳もそれはすばらしく、シャッター音もそりゃ軽快。
なのにとお思いでしょう。私にもなんでコレなのかわかりませんが、屋久ドラ。
人2万、屋久サル2万、屋久シカ2万、屋久ドラ1。
屋久島を語る言葉、更新です。
島内の廃校になった小学校のタイムカプセルとのことです。
屋久ドラもいまだ旅の途中、か。
帰省終了。
2008.08.22 Friday
帰省。
これもりっぱな「旅」だろう。
荷物の詰め詰めから移動手段、日数、そして費用の面から考えても。
今年なんかはとくにそうだ。うちのひとのスケジュールがギリギリまでわからず、チケットの手配が遅れ、家族3人が3人とも普通運賃になってしまった。
ふっ普通運・・・
そんな運賃設定があることすら忘れ果てていた。
航空機に正規料金で乗ることほどくやしいものはないと思う私。おいおいなんのための先得であり旅割か?と思う。しかし、盆暮れ正月等はなおさらうちみたいな自由業で計画性のない一家には到底利用不可な制度。タケもいっちょまいに大人料金扱いだから、もう被害は甚大。たかが帰省に、海外旅行いやそれ以上の金をつぎ込まざるおえないやるせなさ。
あはぁ〜・・・。
グハァ〜〜・・・・。
胸中そんなであったものの、一週間の帰省はうちのひとと私の両実家半分ずつ、今年も滞りなく粛々終了。
私はと言えば、熊本の湿気にやられ髪は爆発、顔はベタベタ。
これに順応して生きていたのかと今さら驚く、都会型乾燥仕様になって幾年の自分でした。
ちなみに今の髪型(パッツンおかっぱ風)を爆発させっぱなしにすると、そのうちバナナマンと言われ出す。夜、眼鏡をかけるとさらにそれはケンチョのようだ。
姪のゴジとひげの父。
明けまして富士山。
2008.01.08 Tuesday
(もうとっくに明けてました・・・。ハッと気付けばもう七草でした。)
新年明けてましておめでとうございます皆様。
早速ですがひげ、年明けから富士山を見たので、ものすごくシアワセな気持ちです。
パカーっと晴れわたった新春の空にドーンと現れたマウントフジ!えーぞえーぞー!!
実はひげ一家は静岡県の掛川市にある「ヤマハリゾートつま恋」に向かっておるのです。
キャンセル待ちになんとか引っかかった年始の旅行です。2泊3日。
そんときのうきゃうきゃショットです
「お正月ってー。どこか行きますー?」チョキチョキ
「うんー。ちょっとー。近場のリゾート・・・。静岡のぉ。つま恋ぃ?」
「し、しぶっ。渋いッスね!!」チョキチョキ
そう。年末のカリスマ美容師もうならせるその渋さ、「つま恋」なのであった。
鬼ヶ島ハワイ。
2007.04.17 Tuesday
「恒例春休み旅行について、発表します。」
6年生の夏休みも終わり2学期を迎えると、受験もこれからが本番とばかりに、塾では泣いてもわめいても毎日毎日総まとめ、毎回渡されるプリントはその重量を感じるまでとなり、保護者会では、先生方が以前から口を酸っぱくして言っておられたことが、やっとこの身に染みて感じられてくる。
そして秋口になる頃には、
「過去問!過去問!過去問っ!!」
の日々である。塾から9時10時に帰ってくるのは当たり前になってしまった。
文字通り、私も経験したことがないほどにタケは机にかじりつくことを余儀なくされた。
そんな時の発表である。
ロードムービー的「いるむてぃ記」その2
2006.10.18 Wednesday
(宿泊施設兼)レンタカ屋前、出発。
この南の島に映えるド派手な壁の色合いがまぶしくてしばし、目舞う。
本物は太陽の光を浴びて、もっとすごいインパクト。
上原を抜け、一本道を由布島経由、豊原方面へ。
グングン車を進めていく。見えているのは、マングローブとその奥に広がる緑深き大森林。
かたや、集落周辺には畑や牛の放牧地が見える。海と山と集落と。それが一緒になっている。
離島にしては水も豊富で土地も豊かなのに、実は移民が多いそうだ。
昔ながらの集落はほんの少し。あとは周辺離島からやってきた人々が開拓したのだそうだ。
ロードムービー的「いるむてぃ記」〜道の終わり、道の始まり〜
2006.10.17 Tuesday
西表島は島半分しか車で走れない。
あとの半分は船でしか行けない。
島の真ん中の方はというとジャングルで、滝もある。
島の地図を眺めた印象は、島全体がひび割れていて、船でしか行けないところというのは、
島のひび割れがとうとう欠けて離れてしまったように見える。
ひび割れとは川だからゆえに、西表島は離島なのに水が豊富だ。
その豊富な水のおかげでお米の生産は古くから盛んだそうで、現在主流は「ひとめぼれ」
というお米だが、黒紫米という古代米を生産する農家もあるそうだ。
(島内のおみやげ店で手に入ります。ご飯やうるち米に2割ほど混ぜて炊くとお赤飯のようなおめでたい色になるのがまたいいかんじです。)
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