〜日々日常。それは流るる空模様。
          人生晴れたり曇ったり。〜
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ロードムービー的「いるむてぃ記」その2
レンタカ屋

(宿泊施設兼)レンタカ屋前、出発。
この南の島に映えるド派手な壁の色合いがまぶしくてしばし、目舞う。
本物は太陽の光を浴びて、もっとすごいインパクト。

上原を抜け、一本道を由布島経由、豊原方面へ。

グングン車を進めていく。見えているのは、マングローブとその奥に広がる緑深き大森林。
かたや、集落周辺には畑や牛の放牧地が見える。海と山と集落と。それが一緒になっている。

離島にしては水も豊富で土地も豊かなのに、実は移民が多いそうだ。
昔ながらの集落はほんの少し。あとは周辺離島からやってきた人々が開拓したのだそうだ。

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このことは、西表島の大自然が人間をずっとずっと拒んできたことによる。

この島は、マラリアの巣窟だったのだ。

なるほど、川が多く森林も多ければ、自然と蚊も湧くだろうな。
マングローブの陰に行くと、今でもそんな記憶がよみがえりそうになる。
もちろん今は撲滅されたマラリアだけれど、多くの命を奪った疫病の記憶は、
道の終点、南風見田の一角に刻まれている。

西表島の歴史は開拓と受難の歴史だったのだな。


「まっこと、ここはジャングル!」


のんびりリゾートである南の島には、かならず悲しい歴史があるように思う。

疫病、戦争、植民地。

こうして見上げる空はきっとその頃となにもかわらないと思うのに。
悲しみが希望にかわるまで、いったいどのくらいの年月が必要だったのだろう。


もうすぐ由布島が見えてくる頃かな。

だれですか。水牛で沖縄まで行けると思っていた人は。


特別ちゃん




さて、由布島は初日に立ち寄ったので今日はチラ見し、通過。

目指すは”西表野生生物保護センター”
ここには、特別天然記念物のあの子がいます。もちろん本物ではないけれど。


キワモノ観察



旅好きの私がここだけは、一生一回も行きたくないという場所がある。
それはマレー半島。
以前、どこかの博物館の昆虫展で見てしまった巨大な虫に驚愕し、そう心に誓った。

保護センターのウンチクをお借りして言うならば、奄美大島以南の琉球列島の生態系は
立派な”東南アジア”圏。すわ八重山にも巨大な虫かっ・・と引きそうになるが、
やっぱりなごみの日本、その生態系はキワモノというわけではなさそうです。

もし、イリオモテヤマネコに会えたらそれは本当にラッキーだけど、夏の朝に朱色の鳥の
アカショウビンや、電柱の先っちょに留まっているカンムリワシ、一度車道で見つけて脇に
よけてあげたセマルハコガメ。夜になれば、パサパサとオオコウモリが飛んでいる。

この子たちは希少種なのにいつも人間のお隣さんとして暮らしている。

そんなお隣さんのことを少し知るだけで、親しみが湧いてきて余計な怖さも無くなるような
気がする。

とは言え、だ。
マレー半島にこんなセンターがあるのかないのか知らないけれど、あったとして、巨大ナナフシだけはなぁ・・・お隣さんじゃなくていいやぁ・・・。






つづく



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