〜日々日常。それは流るる空模様。
          人生晴れたり曇ったり。〜
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麺太郎、心の旅。
旅は。

いったいなぜ麺太郎、もとい、うちの息子のタケが一人旅に出たかというとそれはもう決まっていたとしかいいようがない。

4〜5才の頃だったかいわゆる第1ポケモン世代のタケは、151種類のポケモンの名前を進化型もあわせ3日で覚えてしまった。こんなことはあの頃の子ども達にとってはなにも不思議なことではなかった。みんなそうだった。

そして、サトシのように10才になったらポケモントレーナーになって旅に出るんだと信じていた。

・・・いや、少なくともうちのタケは。


「お兄さんになったら旅に出れる」という、幼い脳ミソに強烈に焼き付いたイメージはその後心の奥底に潜りはしたが、憧れとなって熟成していく。


そして10年が経った。

中2ともなれば、だれもが反抗期でクサクサしていて、あつかいにも困るようになる。自分にも覚えがある。うちのひとに言わせれば私と言う人間は、反抗期が嫁に行くまで続いたらしい。

その反抗期のエネルギーの方向が間違うと、どうなるか。
暴力やいじめに向かう。内にこもれば、ひきこもることになる。どんなことでも起こる。
学校中が渦の中のように感じる。

旅に出たい、ということを止めなかったのも、そういう中学生がだれでも持ってる理由なきエネルギーの一つの方向性を見たように感じたからだった。こういうエネルギーの使い方もありかもしれない、と。

自分だけの力で誰にも文句を言われず何かを成し遂げることの高揚感。
彼はそれを感じたいのだろうと思った。

折しも、そんな反抗期の渦巻く怒濤の中学校生活の中で、将来の進むべき道を見つけた時期でもあった。(パスタ食いまくりの旅、ではない。)


ホテルはネットで私が取った。事前にタケには内緒で「中学生がお世話になります。」と電話もかけた。JRの切符も私が手配した。バスの予約も。このようにお膳立てを全くしていないわけではもちろんないが、親がやってあげたことなんてたったこの程度。

自分で荷物を詰め、いくばくかのお菓子を持ち、スケッチブックと色鉛筆も持って行った。

早朝、駅まで車で送った私を息子は振り返りもせず、真っ直ぐにホームに向かって歩いていった。

その後ろ姿を見つつ信号は青に変わり、私は車を静かに発進させた。
左折をしたところでもう一度バックミラーを見たが、真っ直ぐなその後ろ姿に変わりはなかった。

背筋がピンと伸びていた。




まだまだ旅は続く。


20:22 タケ語録 comments(6)
comment
ヘビーユーザーだもんね〜・・

早めに手を打つべし。夏はまだ長いゾ。
hige* 2008/08/10 01:43
家のクーラーもぶっ壊れそうだ!!!
2008/08/10 00:26
この時期、モノモライはヤだね(^^;)
アイボンで治るかな・・・早めのお手当を!

息子が一人旅から帰ってきたあとは、忙しくて毎年なんだかよくわからない恒例夏の帰省が待っているのであった。

☆っしゃんは、帰るのかな?論文忙しそうだもんね〜・・


hige* 2008/08/09 09:28
おおータケちゃん、一人旅ですか。
僕は高校生になってからでした。
いいですね。羨ましいです。
旅は頭脳にも良い刺激になりますしね。

以上、論文と軽いモノモライに悩みつつ
研究室からお送りしました(死)
☆ 2008/08/08 18:18
思い切り手持ち無沙汰になってやる〜っ!と張り切ってたら、うちにはもう一人”長男”がいるわけよ。世話が大変なわけよ。なんでかって先日、仕事部屋のクーラーがとうとうぶっ飛んで、新しいのが付くまでの間に”長男”は家庭内熱中症になってさー。「生まれて初めて本当に死ぬかと思った」その後一週間くらい具合悪かった。今もまだ引きずってるのー。

みなさんもお気をつけ下さい・・・
hige* 2008/08/08 11:15
で、母は手持ち無沙汰で.....
MarkBass 2008/08/08 02:35

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